ずっと欲しかったカメラ 探してた 手に入れた

・・・という気分です。

Olympusのハーフ版一眼レフ、その名もPEN Fです。


PEN F


何と言っても良いのは一眼レフとは思えないこの美しいデザイン。

NikonとLeicaはおいて置くとして(F3とM3とMPは大好きなので)、少なくともOlympusの中では最高のスタイルをしていると僕は思います。

このカメラは1963年(昭和38年)に発表されました。僕より年上ですね。

モノの本によるとこのカメラは1963年02月20日に帝国ホテルでの国内発表の場で「これが一眼レフか!」と評され、続く03月16日から西ドイツのフォトキナで世界の関係者たちの前に登場。このときのOlympusのブースは身動きできないほどの大変な盛況だったそうです。

開発主任はあの米谷美久氏。新入社員の頃に先輩より「6,000円で何かカメラを作ってみろ」(当時のOlympusのカメラの最低価格は24,000円)という難題をつきつけられ、かのPENシリーズを開発された伝説の人として有名です。現在はOlympusの顧問をされているようです。


さて、一眼レフですので当然レンズ交換が出来ます。

調べたところ、EズイコーオートW25mm F=4.0、DズイコーオートS38mm F=2.8およびEズイコーオートT100mm F=3.5のレンズは存在を確認しました。確かもっとあったような気がします。

Bodyのみで手に入れたので、中古(ちゅうぶると読む、その筋では)カメラ屋めぐりをしたのですが、入手できたのは100mmと露出計だけでした。ちなみに露出計は新品をGet!でもちょっと露出があやしい?カモ。

まあ、40年以上も眠ってた露出計ですからあるだけマシですね。

ちなみに露出計をつけた姿はこんな感じです。


PEN F 露出計付き


うーん、露出計をつけた姿もシステマチックで美しいですね(自己陶酔)。

今日はD70を露出計代わりに(露出計付けてくの忘れた。爆)スナップを楽しんできました。

独特の2回巻上げ、いかにもメカニカルなシャッターと感覚的にもとても満足できるカメラです。

やっぱり古いカメラはいいよな・・・


さーて、これからレンズ探しを楽しむぞ!オー!


【参考サイト】←無断転用(笑)

pen f fetish ~こちらによると交換レンズはまだたくさんあるらしいです。見たこと無いけど。

Olympus Pen F ~英語ですがPEN Fに対する愛情があれば読めます(笑)ユージン・スミスがPEN Fをぶら下げている写真あり。

・ 快速の停まらない休日 | OLYMPUS PEN-F   ~マニヤの方の(失礼)ブログです。作例が参考になります。